能登半島地震で
休止されていたはがきや
書類などの
郵便物の
配達が
石川県輪島市の
一部と
穴水町で
再開されました。
地震の影響で日本郵便は、輪島市と穴水町で郵便物や荷物の配達を休止していましたが、はがきや書類などの郵便物については、5日から輪島市のおよそ8割ほどの地域と、穴水町の全域で各家庭や事業所への配達を再開しました。
輪島郵便局では6日の午前9時ごろから局員が地域ごとに仕分けされた郵便物をバイクに積み込んで出発し、道路状況が悪い場所では慎重に走りながら配達していました。
郵便物を受け取った会社の従業員は「これまでは1週間ごとに郵便局に取りに行っていたので、届けてもらえるのはとても便利です」と話していました。
輪島郵便局の北野宏恒 局長は「地震直後の郵便物も残っていたが、ようやく配達できるようになった。市民の皆さんに少しでも日常生活が戻ってきたと実感してもらえたら」と話していました。
配達が再開していない地域では引き続き郵便局の窓口で受け取れるということで、日本郵便は、道路の復旧状況を見ながら配達を再開する地域を広げたり荷物の配達についても再開したりすることにしています。